拉致監禁事件の根絶を政府に求む! 全国 拉致 監禁・強制改宗被害者の会

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Q&A

統一教会信者に対する脱会説得をしているのは、キリスト教の牧師ですが、長年にわたって、どうしてここまで激しく反対するのでしょうか?

統一教会(世界基督教統一神霊協会)の教え、および存在自体が、キリスト教の存亡にかかわる問題であると感じているからです。

“社会正義”のためにやっているかのように吹聴する反対牧師もいますが、彼らが反対活動をする動機の核心部分には、自分の信じるキリスト教の教理を守ろうとする“信仰”を懸けた闘いがあるのです。

統一教会の教えは、神様の創造理想である「真の家庭」を築くことに救いの基準をおいています。理想家庭を築くことは万人共通の願いであるため、統一教会は超宗教の視点に立つことができ、神道、仏教、儒教などの他宗教とも和合していくことが可能です。

ところが、キリスト教は、“十字架”を信じるところに唯一の信仰基準をおくため、“教条主義”に陥った場合には、十字架を信じない他宗教と和合していくことが困難になる側面があります。

2000年のキリスト教史を研究すれば分かるように、キリスト教は「十字架信仰」に敵対すると感じた宗教に対して、激しく攻撃してきました。十字軍戦争がその顕著な例です。

キリスト教の教えは、イエスは十字架で死ぬために来られたと信じます。ところが、統一教会では、十字架は二次的な予定であり、神様の本来の願いではなかったとします。もし統一教会の教えが正しいとすれば、2000年の伝統をもつキリスト教は、その教えの核心部分となる十字架の教理を変更しなければならなくなるのです。それは、キリスト教にとって絶対容認できないことであり、存亡をかけた闘いともなり得るものです。

実は、統一教会の教えを日本に伝えるため、宣教師が遣わされたのが1958年7月15日でした。翌年10月2日、最初の礼拝が東京都新宿区で行われ、その後、わずかの期間で伝道が爆発的に進み、64年7月15日には、統一教会は宗教法人の認証を受けて、日本社会に対し影響力を持つようになっていきました。

統一教会の教えが社会に浸透することは、キリスト教にとって絶対容認できないことです。そのまま放置すれば、やがてキリスト教にとって脅威となる可能性があるという思いを、反対牧師らは募らせていったのです。

実は、森山諭牧師(日本イエス・キリスト教団)による最初の監禁事件が起こったのは66年早春です。穏便な話し合いで脱会させることが難しいため、強硬手段に出たのです。それは統一教会の宗教法人の認証から、わずか1年半後のことです。反対牧師が取り組む動機には、キリスト教の信仰が深くかかわっているのです。

43年間で4000件を超える脱会説得事件が発生したことは極めて異常な事態です。それは、反対牧師に「統一教会はキリスト教ではない」という正統異端論争と通じる宗教的動機が働いているためです。そのような動機がある限り、脱会説得事件は簡単に終息しません。

森山諭牧師は、その動機について「彼ら(統一教会)がキリスト教を名乗らなければ、問題にする必要もありません。しかし、彼らがキリスト教を名乗り……聖書をでたらめに解釈して人々を惑わすので、放っておけないのです」と述べています。

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