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統一教会の在韓日本女性信者300人が記者会見
過去40年間の被害状況と会見の趣旨を説明する江利川安栄・対策委員会委員長
多くの報道陣が詰めかけた韓国プレスセンター19階の会見会場
監禁場所になった部屋の見取り図を見せながら被害の実態を説明する後藤代表
日本からは、12年5ヶ月間、拉致監禁の被害にあった後藤徹氏が参加し、監禁場所になったマンションや部屋の見取り図を示しながら、過去44年間で約4300人にも上る拉致監禁問題の早期解決を要望しました。
次に、祝福結婚を受けて韓国で暮らす日本女性被害者2人からの報告がありました。
「私の家族、親族、既成教会の信徒、回し者たちが、玄関のガラスを割り、靴をはいたまま襲撃してきて私を拉致しました。その時、私はスタンガンで攻撃されました」、「玄関をはじめ、すべての窓に特製の鍵が設置され、内側からは開けられず、電話、テレビ、新聞など、外部との通信は一切禁じられていました。家族4人が常に監視し、自由がまったくない環境で、4、5日に一度、牧師が来て文鮮明先生の批判を継続し、改宗を強要されました。統一教会に反対する勢力によって私たちの家庭は破壊されました。子供たちも(日本の故郷に)行くことができません」と、拉致監禁現場の惨劇に触れ、帰国すら出来ない現状を訴えました。
最後に「在韓日本人拉致監禁被害者の会」の田中志佳子代表が、日韓両国政府への嘆願書を朗読し、信者の人権保護を訴えました。
会見の様子は、ロイター通信、韓国大手テレビのKBSとSBS、日刊紙の世界日報等が報道しました。