拉致監禁事件の根絶を政府に求む! 全国 拉致 監禁・強制改宗被害者の会

 

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韓国・世界日報、日本女性の失踪事件を報道

 東京出身の日本人女性で、現在は韓国統一教会・光州教会に所属しているAさん(36)が昨年12月にビザ切り替えのため一時帰国し、都内の実家などに滞在していたところ、12月13日から行方不明となっています。


 状況から見て、強制棄教を目的とした拉致監禁であることが濃厚です。

 Aさんは2009年10月、国際合同結婚式に参加し、韓国人男性の李張熙(イ・ジャンヒ)さんと結ばれ、今年2月から韓国で家庭を出発する直前の出来事でした。

 韓国紙「世界日報」は2月17日、この事件をAさんの実名と顔写真入りで報道しました。同記事の日本語訳を以下に掲載します。※当サイトでは、実名ではなくAさんとさせていただきます。 


宗教が違うからと言って、愛も引き裂かれないといけないのか
 
李張熙さん夫婦、やるせない生き別れ
妻のAさん、日本の両親が監禁
在韓日本大使館への訴えも徒労に
 
(韓国紙「世界日報」2月17日付)
 
 
愛する彼女を探してください
 
 日韓の国境を越えて愛を育んできた夫婦が、妻の両親の反対により、会うこともできずに涙している。切ない事情の主人公は、光州に暮らす李張熙(イ・ジャンヒ)さん(39)と日本女性のAさん(38)。李さんは、2008年に統一教会でAさんと出会い、2009年10月に祝福結婚式に参加した。
 
 しかし、2人の愛が結実するには、国境よりも遠い障害物が横たわっていた。昨年12月、Aさんが「両親から祝福を祝ってもらいたい」として日本に行ったのち、連絡が取れなくなったのだ。
 
 Aさんは日本に到着後、李さんに「無事に家に着いた」と電話をしてきたが、これが最後のあいさつになってしまった。
 
 宗教的な理由で李さんとの結婚に反対したAさんの両親が、2人の間を裂くために、娘を監禁してしまったのである。日本では、1966年からの45年間で、4300人以上の統一教会信徒が、宗教が異なるという理由で拉致・監禁されたと集計されている。
 
 1週間の日程で両親のところに行った妻からの連絡が途絶えると、李さんは、昨年12月末に日本を訪問し、在日韓国領事館と日本の警察に行方不明の申告をした。
 
 しかし、領事館側は「警察に告訴しなければ、領事館が対応する方法はない」とし、警察も「まだ婚姻届が出されていないため、両親が申告しないかぎり、受け付けることはできない」ということだった。
 
 李さんは、日本のAさんの家と親戚の家を訪ねまわり、Aさんに会わせてほしいと訴えたが、誰も耳を貸してくれなかった。心が真っ暗闇になった李さんは、帰国後も、在韓日本大使館など、各所に助けを求めた。在韓日本大使館側は「Aさんは自分の意志で日本に行って失踪したため、私たちには何もできない」という答弁を繰り返すばかりだった。
 
 甘い新婚生活を夢見ていた李さんは、愛する人の突然の音信不通に茫然自失の状態だ。彼は「父を早くに亡くし、Aさんだけでなく、彼女の両親も、本当の両親のように思って孝行するつもりだった」と言いつつ、「会うこともできず、声を聞くこともできないため、どうすればよいか分からない」と肩を落とした。
 
光州=リュ・ソンチュン記者 

 
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