拉致監禁事件の根絶を政府に求む! 全国 拉致 監禁・強制改宗被害者の会

 

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月刊誌 『紙の爆弾』が拉致監禁問題を扱う記事

 8月7日発刊の月刊誌『紙の爆弾』9月号(鹿砦社)に「統一教会VS脱会グループの信者争奪バトル」と題した取材記事が掲載されました。






記事では先ず、今年2月7日、マスコミが報道したストーカー規制法違反容疑事件について紹介。

「記事だけをみれば、統一教会の信者同士の合同結婚式をめぐるトラブルがストーカーに発展したということになる」と前置いた上で、

「事件化することよりも、法律を前提とした予防の観点が強い」ストーカー規制法違反による「微罪」の逮捕容疑であるにも関わらず、容疑者が「逮捕から四カ月近くも拘束をされた」異常性に記者が着目し、取材を開始した経緯が書かれています。

 そして記事は
「取材をしていくと背後には、統一教会とその信者を脱会させるグループとの激しいせめぎあいが見えてきたのだ」と、マスコミでは報道されなかった事件の背景を浮き彫りにし、暗躍する「脱会グループ」の存在と「脱会支援」の逸脱性について暴露。
 
 「脱会グループ」および「脱会支援」について詳細な情報を得るため、先述のストーカー規制法法違反容疑事件への深い関与が発覚し、法廷でも証言台に立った宮村峻氏による被害者の1人・「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表の後藤徹氏に対して、記者は取材を申し込みます。

 取材に応じる後藤氏は、
「私は12年間、脱会支援だと、拉致監禁されました。統一教会がいくら問題だといっても、そんなことが許されていいのか」と拉致監禁を痛烈に批判。記事では、後藤氏の事件については、
「『脱会』の大義のもとに12年間の監禁生活」との中見出しをつけ、後藤氏の証言を多数掲載しました。

以下、記事より引用。一部( )内補足。
 
「統一教会の反対運動をしている松永牧師が何度も脱会した元信者を連れて自宅にやって来て、両親から依頼を受けたと徹底的な統一教会批判を展開。私はこんなマンションに閉じ込めるやり方はおかしいと反論。何度か脱出を試みたが、ダメでした。監禁され、意に反する話ばかりされ、精神的におかしくなりそうでした」
 
「牧師ではダメ、オレがやるしかないという感じで登場してきた宮村氏。何人もの男女の元信者を連れてきて私に脱会を強要しました。元信者の中には私を力づくで連れていった男もいた。私が最初の監禁の時に逃げ出したことを『卑怯者』と責めたてた宮村氏に対し、私も『監禁する方がおかしい、人権侵害』と抗議。すると『家族に頼まれている。保護している。監禁じゃない』『お前が脱会しないから父親が亡くなった』とまで言う。ついにはそこに家族までが加わり、私を責める。強引な説得、極度の監視下に身も心もボロボロになりました」
 
(食事制裁を受け)「空腹で意識がなくなりそうになった。餓死するのではと、家族の目を盗み、ごみ箱をあさりリンゴやニンジンの皮をそっと口にしました。リンゴの甘味には涙が出た。炊飯器から白米を取り、そのままかじった。骨と皮のような状態でしたが、なんとか餓死を逃れました」
 
(後藤氏は、着の身着のままでマンションを追われた後、徒歩で渋谷区の統一教会の本部にたどりつき一命をとりとめた)「本部でも、ボロボロの服にやせ衰えた体で、監禁されていたと訴えても不審者扱いでした。なんとか病院に連れていってもらい、栄養失調や筋肉低下と診断。しばらくは歩くこともできないほどでした」
 
「多額のカネを宮村氏に払い、牧師や元信者を巻き込み、マンションに長期間、監禁する手口はまったく同じ。私は最後まで抵抗したこととカネがなくなったことで、解放されたということがわかった。それにこれまで何百人、いや千人を超える人が拉致監禁で脱会を強要されている。このまま放置していると私の悲劇が繰り返される」
 
記事は、最後に

「統一教会派と反統一教会派とみられるグループはインターネット上で激しく非難合戦を展開している。その中には、宮村氏が元信者の女性と手をつなぎ抱擁しているようなシーンの写真まで掲載されている。一方、反統一教会派は、ネガティブキャンペーンだと反論。その様子を辿ってゆくと、統一教会だけではない、反統一教会というもうひとつの『宗教』も映って見えるのだ」と論じ、6ページにわたる取材記事を締めくくっています。

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