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米国ブリッジポート大学の学生たちが日本における宗教迫害への意識を喚起

原理研究会(CARP)のブリッジポート大学(UB)支部のメンバーたちが、UB学生自治会(SPB)と連携し、3月28日、日本における統一教会員に対する宗教迫害への意識を喚起するイベントを主催しました。


「宗教の自由:ワールド・カフェ」のイベントでは、統一教会の2世であり、3児の母であるレナ・ヤスタケさんが、日本における強制改宗に関するプレゼンテーションを行なった。


参加者たちは小グループに分かれて日本の人権問題について議論した。参加者たちに行動する意欲を持ってもらいたいという主催者側の意図が込められている。



110人以上の参加者の内、半数は統一教会とは無関係だった。
 
 

「宗教の自由:ワールド・カフェ」と題されたこのイベントは、CARPとSPBの連携の下、UBの国際理解週間のキックオフとして開催されました。110人近い参加者の内、半数は統一教会とは無関係でした。

「今週は国際理解週間といって、本学の大きなイベントなんです」と語るのは、レベッカ・ワードさん(23)。「一週間にわたって、毎日、世界中の様々な話題への意識を喚起するようなイベントが開催され、土曜日の国際フェスティバルで幕を閉じます。構内の多様な国籍グループが、自分たちの文化を表現するダンスや歌などを披露します。また各国を代表する食文化を紹介する大展示会もあります」

 UB学生自治会副会長であり、統一教会の2世であるレベッカさんは、学生自治会の事務総長でありCARPの会長である統一教会員のデボラ・フィアラさん(23)と、学生自治会の秘書役であるタスナ・モイヤーさん(23)とともにこのイベントを企画しました。

 レベッカさんによると、このイベントの火付け役はデボラさんだったといいます。「もともと彼女が熱心に取り組んでる課題でした」とレベッカさん。

「本校ならではイベントにしたかったんです。UBは、誰もが統一教会について知っているユニークな大学です。秘密にするほどのことではないんです。構内の誰が統一教会員で、統一教会の教授が誰か、みんな知っています。とてもオープンなんです」

「でも、構内で、統一教会員に対する強制改宗について知っている人は多くありません。だから取り組みたかったんです。同時に、統一教会に限定されないイベントを作りたかった。多様な学生たちに対してアピールできるイベントにしたかったんです。みんな、UBを代表する学生たちですから。こういうアプローチを取ったからこそ、みんな和気藹々として、このイベントを準備できたんだと思います」

「『困っています、助けてください』と言うのは、ちょっと後ろ向きのように思えたんです。確かに、私たちは困っているし、多くの人にこのことを知ってもらいた。でも、私たちは、みんなが宗教迫害についてどう考えていて、どうして宗教迫害が存在すると思うのか、聞いてみたかったんです」

 CARPのメンバーたちは、統一教会の系列大学であるUBのユニークさと、学生たちの多様性を考慮して、イベントの終盤には、参加者たちが小さなグループに分かれてディスカッションを行なう「ワールド・カフェ」形式でイベントを開催することにしました。参加者たちの話し合いを促し、行動する意欲を持ってもらうことが狙いでした。

「なるべくいろんな信仰の持ち主に円卓討論会をリードしてもらいたかった」と、レベッカさんは続けた。「なので、討論会のリーダーたちはいろんなゲストを招待しました。私たちはこうして多様性というものをとても重視しています」CARPが構内やオンラインで告知を出したが、レベッカさんによると、ほとんどの交渉は口コミで行なわれたそうだ。

 レベッカさんは、カープが「?参加者たちがイベント会場を後にする時、より高い意識を持って帰れるようなイベント″を目標に準備に当たった」と語りました。「参加者たちが、家に帰ってから宗教迫害をなくすためのオンライン請願書にサインしてくれたら嬉しいです[請願書はこちら]。それがダメでも、宗教迫害に対する新しい観点を持って、宗教の自由を尊重してくれるだけで良い。当然のことと軽視してはいけないんです」

ワールド・カフェは、二組による音楽パフォーマンスで幕を開けました。曲目は、UBゴスペル聖歌隊による『Lord, You’re Worthy』と、高校生のローレン・スニードさんによる『マザーレス・チャイルド』です。

 UBの二ール・A・サローネン学長は、宗教の自由の重要性、個人の信仰を行なう権利、そして、アメリカがこのような基本的権利を保障していることがどれだけ幸せなことかについて語りました。学長の話に続いて、統一教会の二世であり、三児の母であり、ブリッジポート・インターナショナル・アカデミー(高校)の先生であるレナ・ヤスタケさんが統一教会の概要を説明しました。

 続いて、強制改宗に反対する被害者の会(SAFE)のルーク・ヒグチ会長が、日本における強制改宗について証言。ヒグチ会長が上映したショート・ドキュメンタリー『Japan’s Hidden Shame(隠された日本の恥)』に続き、統一教会員のゲイル・フィースさんが、アメリカで改宗屋に拉致された自身の体験談を証言しました。

 レナさんは、日本における宗教的少数派の現状について発表し、請願書へのサインを呼びかけました。伝統衣装を着た日本の聖歌隊が日本の歌を二曲歌うと、次に、参加者たちはテーブルを囲み、3回の10分間討論会に臨みました。

 ワールド・カフェまたは円卓討論会は、宗教迫害の体験談、差別が存在する理由、宗教的寛容を促進するために私ができること、という3つのトピックで行なわれました。
イベントの最後には、ブリッジポートの地元企業が寄付した商品によるチャリティー抽選会が行なわれました。この抽選会を通して、CARPはSAFEのために300ドルを集めることができました。

 UB学生自治会会長であり、道教の教えを実践するコリン・カパーチさん(21)が、円卓討論会の一つをリードしました。「イベントはとても良く出来ていたと思います。いろんな人にとって有益な要素がいくつもありました。実証的研究、感情的な体験談に、円卓討論会。参加者たちは、いろんな意味で、自分の適所を見つけられたんじゃないかな。それから、イベントの目的ですが、特に我が校で提示されるべき重要なテーマだったと思います。人々は、こういう事実が存在することを知るべきです。もうじき大人になる世代として、世界で何が起こっているのか知ることは大切です。共感できて、問題を解決するために自分にできることがあるなら尚更です」

提供:マナカ・ヨシエ
 
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