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冊子「拉致監禁」シリーズ 3 反対派の悪辣な手口

2 反対派の手口

3.拉致監禁の準備

拉致監禁の順番が回ってきた場合、高澤牧師は信者の父兄と、拉致する日程、拘束の場所、拘束方法を綿密に打ち合わせます【注33】。

(1)監禁場所の準備

高澤牧師は主尋問で、改宗活動に関して何か準備をするのかという質問に対して、特別にこちら側から準備するということはないと答えた上で、準備された場所に出向き、聖書の話や統一教会の教義の話をするだけだと答えています【注34】。また、信者を監禁する場所の確保は誰がするのかとの質問に対し、信者の両親がすると答えています【注35】。

ところが、反対尋問では、監禁場所を高澤牧師の方で世話することもあると証言し【注36】、さらには、保証人になることさえもあると述べており【注37】、主尋問の場合と食い違った証言をしています。これは、高澤牧師は主尋問において、拉致監禁への関与を否定したかったため、虚偽の証言をしたものと考えられます。

(2)拉致監禁の指導

高澤牧師は、信者を拉致監禁するに際して、協力者が必要なので親戚を多数集めるよう指導しています【注 38】。高澤牧師は、岡本圭二君のような悲しい事故を防ぐため、多数の親戚の協力が必要だと述べています。岡本圭二君の事故とは、1994年2月、信者が監禁場所のマンション六階から脱出しようとして転落し、瀕死の重傷を負った事故を指します。この発言は、信者の脱出防止および信者拘束のため、大勢の親戚の協力が必要という意味に他なりません。

また、拉致に際して「絶対に他の信者に連絡を取らせないように」と指導し【注39】、その他、統一教会信者による奪回を防ぐため、過去の失敗例を具体的に挙げ、失敗を犯さないよう指導すると証言しています【注40】。統一教会信者による奪回を防ぐということは、拉致した信者に対する拘束力を強化することを意味しています。

信者を車で連行するとき、親に対し「信者を絶対に外に出さないように」「車の窓を開けないように」と注意するのかとの質問に、高澤牧師は、言う場合もあるかも知れないが、自分が言わなくても父兄が分かっているので、言うまでもないと証言しています【注 41】。過去に信者を車に乗せて高速道路を走行中、信者が「トイレに行きたい」というのでサービスエリアでトイレに行かせたところ、逃げられたことがあったと述べています【注42】。勉強会でこういった失敗談を父兄に話しているため、あえて注意しなくても父兄は分かっているという意味なのです。

連行の途中、信者が逃げ出さないよう信者を車の後部座席中央に乗せ、両脇を親族が固めるように指導しているのかと聞かれた高澤牧師は、ここでも「父兄の方々がそれを考えて下さいますので」と答えています【注43】。

高澤牧師は、信者を車で連行する際、必ず車内に「ポータブルトイレ」を用意すると証言しています【注44】。これは、連行中の信者を絶対に車外に出さないという強い意志の表れであると言えます。

(3)資金調達

高澤牧師は、信者の親が拉致監禁に必要な費用を調達できない場合、尾島淳義と相談し、高澤牧師らが資金調達し、不足分を補うと証言しています【注45】。自分たちで資金調達してまで、他人の子の拉致監禁を実行することからしても、高澤牧師の関与度合は相当のものであると言えます。

(4)その他の準備

高澤牧師は、父兄と同居している老人がいる場合、老人ホームに入れるように要請することもあると述べ、実際、老人ホームに入れたケースもあると証言しています【注46】。


■引用調書の出典について

高澤牧師の調書の引用に際して、冒頭に記されているA〜Dのアルファベットは、以下の尋問調書を指します。

A 平成八年一月二十三日付の第一回尋問調書
B 平成八年三月二十六日付の第二回尋問調書
C 平成八年五月二十一日付の第三回尋問調書
D 平成八年七月九日付の第四回尋問調書

なお、第一回、第二回尋問は主尋問であり、第三回、第四回尋問は反対尋問です。

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3 反対派の悪辣な手口
  1. まえがき
  2. 反対派の手口
  3. 手口を裏付ける田口民也氏の著書
    『統一協会 救出とリハビリテーション』より
  4. 反対派の情報に翻弄された両親
    −統一教会の真実を知り、親娘が和解−
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人さらいからの脱出
日本収容所列島
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反対派の悪辣な手口
はじめに
反対派の手口
手口を裏付ける田口民也氏の著書『統一協会 救出とリハビリテーション』より
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強制改宗をくつがえす統一神学
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