4300人の信者が「拉致監禁」され、強制棄教の恐怖と闘った 余りに過酷な現実

他者の信仰の自由を

尊重しあえる社会へ。

拉致監禁・人権侵害に「ノー」を

4300人の被害者 ― 戦後最大の
「拉致・監禁」人権侵害

_____

これまでに家庭連合(旧統一教会)では
4300人以上の信者が拉致され、すべての自由を奪われ、壮絶な監禁虐待を受けました。

10年以上にわたり監禁された方
絶望のあまり自殺した方
逃亡しようとマンション6階から飛び降りた方
脱会説得者からレイプ被害にあった方
未だ重度のPTSDの後遺症で苦しんでいる方

被害実態は想像を絶するものです。
私達は人権侵害を受けない、信教の自由が保障された日本社会の実現を願っています。
_____

家庭連合信者に対する拉致監禁とは

詳しく見る

_____________

 

『死闘』出版ライブ講演ダイジェスト映像

 

 

信教の自由を奪う恐怖の拘束 。 被害者の計り知れない痛み

 

 

我ら不快な隣人の書籍紹介画像

首謀者の脱会屋が密かに信者の親に接触。親の不安と恐怖を煽り、監禁を実行させます。
脱会屋が拉致行為に直接手を出さない理由は、法的訴追から逃れるため。
拉致監禁が《違法な犯罪行為》であることを良く知っているのです。

両親に拉致された、ある被害者は、その心の傷をこのように表現しました。
「親からレイプ(精神的強姦)をされた感じ」
信じてきた両親による信じ難い行為。どれだけ複雑でやるせない感情でしょうか。

その責任を両親に擦りつけ、拉致監禁へ駆り立てる脱会屋の冷酷さと悪質さ。
PTSDを発症する事例が後を絶ちません。

拉致監禁は、最悪の人権侵害であり、親子・家族破壊の許しがたい蛮行なのです。

書籍紹介

書籍を通して拉致監禁を
ぜひ知ってください

拉致監禁関係者の証言

これだけの証拠があります

被害者の証言

被害者の悲痛な叫びを
聞いてください

 

拉致監禁の証拠と裁判事例バナー画像

 

拉致監禁・人権侵害をなくす為 共に声をあげてください

団体紹介

拉致監禁・強制改宗被害者の会についてサムネイル

【重要】
拉致監禁の被害者同士が互いに支え合い、結束して真実を広めることが重要だと考え、当会が設立されました。

「勇気ある一歩」が社会を動かします。共に声をあげてくださることを願います。

被害者の会について

拉致監禁を止められなかったのか?

【重要】
なぜ非道な人権蹂躙が4300人以上にも膨らんだのか。その背後には拉致監禁を芋づる式に実行し、一方で社会的隠蔽を図る狡猾なディプログラミング・ネットワークが存在していました。

脱会屋、キリスト教牧師、弁護士、ジャーナリスト、その全貌を知って下さい。

誰が拉致監禁を仕掛けたのか

国際社会から非難の的に

【重要】
世界は知っていました。日本で繰り返される“非常識な”拉致監禁事件。国連や米国国務省、人権専門家が勧告し続けています。

拉致監禁という著しい人権問題に真剣に向き合ってください。

拉致監禁を追及する国内外の有識者

「拉致監禁・強制棄教」だけではありません

信者への宗教差別(信仰を理由としたハラスメント)が日本社会の「表で裏で」繰り返されています。

「宗教を理由とした差別」の実例について

報道・証言・有識者の声

拉致監禁を唆された家族を襲った悲劇

一覧を見る

拉致監禁正当化驚くべき主張内容バナー画像

 

拉致監禁問題Q&Aバナー画像

 

拉致監禁こそ旧統一教会問題の本質であり
拉致監禁を語らずして旧統一教会問題を論じる事はできない

 

これは旧統一教会問題と向き合ってきたノンフィクション作家 福田ますみ氏の言葉です

 

被害者の会 応援メッセージ

 家庭連合の人々に対する拉致監禁の被害は、戦後最大の凶悪な犯罪行為です。
この蛮行を隠すために、巧妙な虚構が次々と繰り出されてきました。

 このまま放置すれば、民主主義の根幹が揺らぎ
私たちの自由と正義が脅かされます。
決して許してはなりません。

 この危機に立ち向かうことが我々の責務です! 

中川晴久 

YouTube番組中川TVチャンネル」更新中。ぜひご視聴ください!

   本サイトでは宗教法人「世界平和統一家庭連合」
(旧統一教会)を「家庭連合」と表記しています

【守れ!人権 声明文(吉村正さんの人権を守る会)】


声明文 「守れ!人権」 
吉村正さん拉致・監禁事件の全貌より 

私たちは、「思想信条の自由」 が憲法で保障されている自由な国家、 日本をこよなく愛するものである。その日本で、 「思想信条」 が異なるという理由だけで、28歳の吉村正さんに白昼堂々と手錠をかけ、 76日間にわたり鉄格子の入った部屋に閉じ込め、 棄教を迫るといった行為が行われたことに強い憤りを感じる。 こうした行為は、 日本 国憲法の基本精神を踏みにじるものであり、明らかに憲法違反である。

そもそも憲法第31条 「法定手続の保障」 にあるように、 法的手続きを抜きにして何人も人間の生命、 自由を奪うことはできない。 これは近代人権思想の大前提である。 しかし、「統一協会=原理運動 =勝共連合の暗躍を憂慮す北海道の会 (憂慮する会)」の戸田実津男会長らは、そうした法的手続きを一切無視して吉村さんを突如として拉致し監禁したのである。 こうした改宗棄教活動は北海道のみならず全国各地で現在も行われており、 中には、統 一教会 (世界基督教統一神霊教会)の信仰を持っているという理由で6年間も精神病院に入院させられていた例も ある。 私たちはこうした人権侵害を一切、許すことはできない。

また、私たちは今回、 吉村さんの人身保護請求裁判を担当した札幌地裁の対応が、 緊急を要する裁判であるにも かかわらず2ヵ月近くも審理を引き伸ばし、 吉村さんの人権を軽視したことに強い疑問を感じるものである。 昭和62年10月28日の第1回審間で吉村さんは、裁判長の眼前で監禁の事実を訴え、 釈放を切望した。 にもかかわらず本人の法廷での証言を無視し、 何ら法的手続きのない監禁を続行させたことは許しがたいことである。こうした暴挙が裁判所によって容認されることは、民主主義的秩序の破壊を意味するものであり、私たちは裁判所に強い反省を求める。

私たちは決して親子の関係を軽視するものではない。 むしろ、 親子の深い対話と相互理解を望んでいる。 自然な 親子の情愛は幸福の根本だからである。 しかるに、戸田会長ら 「憂慮する会」は、今回の吉村さんの拉致、監禁を 「親子問題」 にすりかえているが、その本質は明らかに思想問題である。 その証拠に裁判では 「親子問題」としな がらも196人の共産党系弁護士が名を連ねている。 私たちは、「親子問題」 を隠れ蓑に、 拉致、監禁して棄教、 改宗を迫る牧師グループおよびそれに加担する共産主 義者たちの人権侵害に対して断固として闘う。

1988年1月 吉村正さんの人権を守る会



十一月十日、吉村さんは長期の監禁状態から自力で脱出したため、 すでに伊勢谷氏によって提出されていた人身保護請求の裁判を取り 下げる上申書を十二日札幌地裁に提出した。 吉村さんはこの上申書 によって自らの心境を切々と語った。

私は、昭和六十二年八月二十七日から七十六日間にわたって監禁されていた状態から十一月十日午前、自力で脱出し、自由を勝ち取ることが てきました。 現在、「自由」の価値をかみしめながら心静かにして、 これ までの異常な事態を振り返りつつこの上申書をまとめました。

私は、昭和五十五年九月に京都大学原理研究会に入会し、卒業後は同研究会の責任者として後輩の指導にあたっていました。

今年八月二十七日午前十時頃、京大病院の診療後、父親と 「統一協会=原理運動=勝共連合の暗躍を憂慮する北海道の会」(以下、憂慮する と略称する)の関係者と思われる四人の男性により両手両足をつかまれ、無理矢理 ジャンボタクシーに乗せられて、そのまま名古屋にある空港に連れてこられました。
車中、手錠をはめられ犯人扱いされたことは非常にショックで「何の権限があってこんなことをするの か」と父に尋ねましたが、「聖書を勉強すれば私がやっている事も分かる ようになる」と答えるのみでした。 名古屋の空港にはセスナ機がチャ ーターされており、そのまま北海道に連れてこられました。 これまで監 禁されていた札幌市豊平区豊平三条二丁目二〇の「豊明住宅」の三号室に着いたのはその日の午後六時頃です。 入った部屋の窓には縦横に鉄パイプが取りつけてあり、事態の異常さを改めて認識しました。

私が責任を持つ京都大学原理研究会のメンバーが心配しているのではないかと気にかかり、やむにやまれ ぬ思い電話をかけさせてほしいと、 懇願しました。 最初の日だけ、母親が京都大学の寮に電話をしたようでしたが、後はどんなに懇願しても、一切許可されませんでした。 そのことがまず心を痛めたことであります。 監禁状態に置かれて四日目に、「憂慮する会」の戸田実津男会長が姿を現し、断食していた私に「おまえは原研のリーダー格だから簡単には出してやるわけにはいかん。 何年かかっても必ず脱会させる」と、威圧的な言葉を浴びせかけられました。「何年かかっても..・・・・」という戸田会長の言葉に私は、一瞬、この鉄格子の中の生活が何年も続くのかと動揺し断食をやめました。

その後、毎日二人というペースで一人二時間から四時間にわたる説得を受けました。 日本キリスト教団の榎本牧師や十二使徒教会の加藤副牧師、それに元統一教会員の田口民也氏らが交代交代で事務所を訪れ、父 親と打ち合わせをしては、私に「統一教会は犯罪者集団である。一刻も 早く脱会するように」と強要しました。

私が憂慮する会の不正行為をあく までも認めない牧師たちに反発し、独善的な聖書解釈に耳をそむけようとすると、父親からなぐられました。

さらに、頭のもうろうとする中、郵便局員の高田新八氏にいたっては、 八時間にわたる脱会強要をしました。 互いに自由な環境の中で、聖書に ついて真理について語り合うことは、 私は拒むものではありません。 しかし完全に自由を拘束された上、一方的な考えを押しつけることに対して、 私の精神的苦痛はつのるばかりでした。

特に私のもとに説得に来る人々は、私や原理研究会の学生を拘束されるべき犯罪者と決めつけ、私が自分の主張を訴える権利をことごとく剥奪した上、「原理の神がいるなら自分を救ってみろ」と侮辱したことに対し、私は強い屈辱と怒りを覚えました。

私が今回の人身保護請求の裁判のことについて知ったのは九月二十七日、岩城国選代理人が「憂慮する会」 の事務所に来た時です。 すでに請求が出されて十日も過ぎておりました が、両親や戸田会長は私には何も伝 えませんでした。 さらに裁判のことが私に伝わると、 「憂慮する会」のメンバーはしきりに私に裁判を取り下げるよう何度も何度も説得するようになりました。

私はこの異常な事態から一日も早 抜け出したいと思い、岩城弁護士 十月十三日の準備調査手続きに出席参加できるよう手紙をことづけましたが、その願いは、はかなく消えました。

翌十四日、岩城国選代理人の事務所で準備調査手続きの結果をうかがい、同月二十八日と十一月十六日の 二回にわけて審問を開くことを知り ましたが、これから一ヵ月以上も拘束されたままだと思い、スーッとが抜けていくのを覚えました。 さらに裁判自体が私の意思の届かないところで流れてしまうのではないか 不安感に襲われました。

十月二十八日の第一回審問には、 二人の監視人に付き添われて札幌地歳の別室で待機しました。 今回も戸田会長は私の口を封じてしまう計画だろう、と半ば諦めていましたが、 審理の始まる午後一時より十五分程前に岩城国選代理人に会うことがで法廷の場に出廷できるよう哀願 しました。 岩城国選代理人と裁判官の協議の結果、出廷が許され、かねてより準備していた文章をしっかり手に握り発言の機会を待ちました。

法廷での発言は岩城国選代理人が代弁する形になりましたが、短いながらも私の意思ははっきりと裁判長に伝わったと確信しました。 また、 原告側の弁護団から仮釈放の上申書が提出されたので、 この監禁状態から抜け出せると思い安心しました。 しかし、何日たっても解放される 気配はなく焦燥感に襲われました。 私は、今後どうすべきか内心神に問い続けました。 そんな中で、 この裁判を親子の問題にすりかえようと している陰謀があるのではないか、 という疑念が起こりました。
それは、父は戸田会長をかばい、 父が頼んでやってもらっていると法廷でも主張していましたが、今までの父の言動からこのような強硬なことを父の判断だけでは到底できないと思ったからです。 異常なことをしていることに父自身も気づいていないことに、私は強い戦慄すら覚えました。

十月二十八日の審問以後、表面上、 自由にさせているようにみせていま したが、事実は逆で鍵を完全に閉め、 一日中両親がピッタリと私に付いていました。 交わす言葉もなく、ただ 奇妙な時間が流れていたような気がします。 十月二十九日、私は逃げないという誓約書を書き、裁判所に上申したにもかかわらず、その願いが聞き入れられず、裁判所の判断に失望しました。

その頃から、私は裁判所に任せておけば、延期されるばかりで、 結果は出ないとはっきり確信しました。 これ以上この異常な環境で耐え抜く自信もなく自力で脱出することを心に決めました。 考えたことはもう一 度断食を試み、精神的に限界がきたという演技をして脱出することです。 早速、実践に移し十月三十日、 三十一日断食して三日目の十一月一日、机をひっくり返す、皿を割るなどの暴行に出たことから、 戸田会長は私が精神的に十六日まで持たないと判断し、完全監禁状態から、 監視つきの外出が許されるような軟禁状態に置かれたのです。

それで十一月四日、五日と次第に父親ないし母親と外出する回数をできるだけ多くしていってこれを続け、 チャンスがあったら逃げ出そうと決意を固めていきました。十一月九日一人でジョギングする機会が与えら れました。 一度は帰ってきて油断させ、翌日、再びジョギングで外出する機会が訪れたので、この時を逃したらもう二度と自由になれないと思ってそのまま逃げ出しました。

現在、私は完全な自由を得ていますので、 伊勢谷俊昭氏が札幌地方裁判所に提出した私こと吉村正に対する人身保護請求の裁判を取り下げるように上申致します。しかし、私に対して七十六日間にわたって行われ 人権侵害を許すことはできません。

昭和六十二年十一月十二日
吉村正
札幌地方裁判所御中



【120日間の拉致監禁を受けた被害者の手記より】

■以下は被害者自身が書いた手記です。密室に閉じ込められ、運よく脱出できたとしても、被害者の心に深い傷を残すのが拉致監禁恐ろしさなのです。

監禁現場で、監精神異常者扱いされ、真綿で締め付けるような扱いを受けることによる精神的な苦痛・屈辱は大変なものです。私も帰ってきてしばらくの間は、内面を見つめようとするだけで「気が狂うのではないか」という深刻な思いにとらわれ、喋鬱状態が続きました。他人が怖い、周囲の言動が信じられず相手の言葉の裏をいちいち勘ぐってしまう、といった人間不信も根付いてしまい、克服するのに時間がかかりました。

また、誰かが隣で寝ていると気になって、 一人でないと寝られない、寝ていても追いかけられる夢、責めたてられる夢などの悪夢にうなされる、など数ヵ月たった今でも様々な後遺症がまだ残っています。

「統一教会をやめた人間は、極端な依存症になるため、社会復帰のためリハビリが必要である」という意見がS ・ハッサン氏などからあり、反対派牧師や脱会者もそのことをマインドコントロール理論の根拠の一つとしています。しかし、実際は先に書いたように、「マインドコントロール」理論や強烈な精神的負担をぶつけ、本人のそれまでの成長を全てぶちこわして強引に退行現象を行わせ、人間不信・疑心暗鬼に陥らせた結果、統一教会にも帰れなくしてしまうのだと言えます。もともとその本人が持ちていた、原理を受け入れる上での土台となっていたものまで根こそぎなくしてしまうため、極端な依存症になってしまうのです。これは非常に危険な行為です。「精神的強姦作業」という言葉が、この監禁にふさわしいのではないかと思います。

また、監禁中、チャンスがあれば誰かに渡そうと、こつそリメッセージを書いたのですが、「助けて」を「救けて」と書き間違えてしまい、あとで気づいて恥ずかしい思いになりました。簡単な漢字すら書けないぐらい、その時は消耗していたのです。そんな状態でいるところに、無節操に議論をぶつけ、反論しないでいると「論理的な話ができないのはマインドコントロールされているからだ」と言い立てる……など。

監禁を行っている当事者達は、反対派の作り出した独自の世界のなかで責任が曖味にされ、また家族は異常な環境を受けとめるのに精一杯で、まったく常識が通じず、良心が麻痺した状態になってしまっています。

4ヵ月もの間、ずつと誰かに監視されつづけ、悪意のある議論をぶつけ続けられるということが、どれほど精神的苦痛であるか。その間毎日、寝るときに「今日もまだ信仰が奪われてはいない……」と確かめ、自分が原理を失ったら、永遠の魂も失ってしまうのだ、と思い、何とも言えない気持ちになる、そんなことが繰り返されたのです。

このレポートをまとめること自体、その時のことを思い出して相当精神的重荷でしたが、このような非人道的な行為を陰で行っている事実を明るみに出すため、意を決して、個人的な内容を含めてまとめさせてもらいました。

私の親は、私を愛するあまり盲目的にこのような犯罪行為に荷担してしまいました。親の私に対する愛情は本物ですが、統一教会に悪意を持つ人たちのウソを信じ、かえって正常な判断力を失ってしまっています。自分の家族に信頼してもらえない苦しさは何とも形容しがたいものです。

自己中心的な目的のために、私の親の愛情をダシに使っている反対派の人々に対して、たいへんな怒りを感じます。早く家族が真実に気づいてくれるようにと願ってやみません。


【要旨】拉致監禁について

【4300人の信者が「拉致監禁」され、強制棄教の恐怖と闘った 余りに過酷な現実】

家庭連合(旧統一教会)の信者に対する拉致監禁事件は、戦後日本最大の人権侵害事件と指摘されています。4300人以上もの信者が拉致され、自由を奪われ、壮絶な監禁虐待を受けるという、あまりに胸痛い現実がありました。 この拉致監禁事件の被害者たちは、人生において最も重要な「信仰の自由」を侵害され、強制的に棄教させられようとする恐怖と闘わなければなりませんでした。

監禁期間は「統一教会の信仰を否定し、反統一教会運動(他の信者の脱会活動、訴訟等)に加担するまで」。何か月でも何年でも続きます。被害実態は想像を絶するものであり、10年以上にわたり監禁された方、絶望のあまり自殺した方、逃亡しようとしてマンション6階から飛び降りた方、脱会説得者からレイプ被害にあった方、そして今もなお重度のPTSDの後遺症に苦しんでいる方など、その被害は深刻かつ多岐にわたります。 拉致監禁事件の背景には、脱会屋と呼ばれる人々の存在がありました。

彼らは信者の親に密かに接触し、不安と恐怖を煽ることで監禁を実行させるという手口を取っていました。これは、法的訴追を避けるための巧妙な戦略でした。 被害者の中には、両親に拉致された経験を「例えるなら、親からレイプされた感じ」と表現する人もいます。この言葉からも、拉致監禁が被害者に与える心理的なダメージの深刻さが伺えると思います。子や親に深い心の傷を残し、さらには家族の絆まで引き裂く拉致監禁は、許しがたい蛮行なのです。

この拉致監禁事件は、単に個人の信仰の自由を侵害するだけでなく、家族関係にも深刻な影響を与えました。多くの被害者が、親や家族との信頼関係を失い、今もその関係修復に苦しんでいます。

また、この事件は国際社会からも厳しい非難の的となりました。国連や米国国務省、人権専門家たちが日本政府に対して再三にわたり勧告を行っていますが、放置され続け、未だに十分な対応がなされていないのが現状です。

拉致監禁事件の被害者たちは、少しづつ、その苦しい胸の内とその体験を語りはじめました。この問題の深刻さを社会に訴えかけ、拉致監禁の実態を明らかにし、同様の被害を防ぐための重要な役割を果たしていくことを信じます。

今後、このような拉致監禁事件を二度と繰り返さないためには、社会全体が信教の自由の重要性を理解し、宗教を理由とした差別や人権侵害に対して敏感になる必要があります。また、被害者の声に耳を傾け、適切な支援を行うことも重要です。 拉致監禁事件は過去の出来事ではありません。今もなお、その影響は被害者たちの人生に深い傷跡を残し続けています。私たち一人一人が、この問題に関心を持ち、人権と信教の自由を守るために声を上げていくことが求められているのです。

【家庭連合信者に対する拉致監禁とは】

家庭連合(旧統一教会)の信者に対する拉致監禁は、戦後日本最大の人権侵害事件の一つと言えます。この拉致監禁は、信者の意思に反して強制的に行われる非人道的な行為です。拉致監禁の被害者は、突然自由を奪われ、自分が信頼する仲間、時に夫や妻、あるいは婚約者との接触を絶たれ、精神的・肉体的な苦痛を強いられます。

拉致監禁の過程は通常、次のような流れで行われます。

メディア報道等で不安を感じ始めた信者の両親が、関係者から「脱会屋」と呼ばれる人物を紹介され、そこで、脱会屋によって息子や娘の宗教活動に対する不安や恐怖心を最大限に煽らることになります。その上で、脱会屋に拉致監禁による“救出活動”が提示され、綿密に計画し、準備していきます。

その後、家族は信者を騙して連れ出し、事前に用意された場所(アパートやマンションの一室など)に監禁します。

この監禁場所では、信者は外部との連絡を絶たれ、24時間監視下に置かれます。 監禁中、信者は脱会屋やキリスト教牧師(拉致監禁を専門的に指導・教唆する牧師が相当数存在しました)によって長時間にわたる説得や洗脳を受けます。この過程で、信者の信仰心を揺るがし、教団からの脱会を強制しようとします。拉致監禁の期間は数日、数か月、数年に及ぶこともあり、その人権侵害におる、被害者の精神的・肉体的苦痛は甚大です。 PTSDの症状など、解放後も続く深刻な心の傷を負う被害者が少なくありません。

この拉致監禁行為は、日本国憲法で保障された信教の自由や個人の尊厳を踏みにじる重大な犯罪行為です。にもかかわらず、これまで多くの拉致監禁事件が適切に取り締まられず、被害者の救済も十分に行われてこなかったという現実があります。

拉致監禁の背景には、宗教に対する偏見や無理解がありますが、特に脱会屋や一部の宗教家による悪質な介入が、この問題を深刻化させる一因となっていると考えています。つまり、信者も被害者ですが、拉致監禁の実行を迫られた信者の両親も被害者であると言えるのです。

この深刻な人権侵害行為である拉致監禁の実態を広く知らしめ、二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、社会全体で取り組んでいくことが求められています。また、被害者・加害者となった家族の関係回復・コミュニケーション改善なども重要な課題となっています。

【書籍紹介】

書籍を通して拉致監禁の実態を深く知ることができます。拉致監禁被害者の生々しい体験談や、専門家による分析が詳細に記されているため、この問題の深刻さを理解する上で貴重な資料となります。『死闘 ―監禁3645日からの生還』(後藤徹著)をはじめ、本ウエブサイトでも関連書籍をご紹介しています。

【拉致監禁関係者の証言】

拉致監禁に関する証拠は数多く存在します。これらの証言は、拉致監禁の実態を明らかにし、被害者の苦しみを訴える重要な資料となっています。拉致監禁事件に関わった関係者たちの証言は、この問題の深刻さを物語っています。

元脱会カウンセラーや元監禁牧師による告白は、拉致監禁の手口や背景を詳細に明かしています。彼らの証言によれば、拉致監禁は綿密に計画され、組織的に行われていたことが分かります。拉致監禁の被害者たちは、自由を奪われ、精神的・肉体的な苦痛を強いられました。

また、拉致監禁に関与した家族の証言も存在します。彼らは、脱会屋からの勧誘や説得によって、拉致監禁という行為に及んだ経緯を語っています。これらの証言は、拉致監禁が家族の絆を破壊し、長期にわたる心の傷を残すことを示しています。

さらに、拉致監禁の被害者を助け出そうとした人々の証言もあります。彼らは、拉致監禁の現場に踏み込み、被害者を救出しようとした際の緊迫した状況を詳細に証言しています。これらの証言は、拉致監禁が人権侵害であり、許されない行為であることを強く訴えかけています。

これらの証言は、拉致監禁の実態を明らかにするだけでなく、この問題に対する社会の認識を高め、再発防止のための重要な資料となっています。拉致監禁の被害者や関係者の勇気ある証言によって、この深刻な人権侵害の実態が少しずつ明らかになってきているのです。

本ウエブサイトでも、拉致監禁に関するエビデンス(証言・証拠)を順次紹介しています。致監禁の真実を知り、この問題の深刻さを理解するためにも、ぜひご参照ください。私たちは、これらの証言を通じて、拉致監禁という人権侵害の根絶に向けて、社会全体で取り組んでいく所存です。

【拉致監禁・人権侵害をなくす為 共に声をあげてください】

拉致監禁は、信教の自由を侵害する重大な人権侵害行為です。この問題を解決するためには、社会全体で声を上げ、行動を起こすことが不可欠です。拉致監禁の被害者や関係者だけでなく、すべての人々が協力して、この悪質な行為をなくしていく必要があります。

まず、拉致監禁の実態を広く知らしめることが重要です。多くの人々が、日本社会でこのような深刻な人権侵害が行われていることを認識していません。SNSや口コミを通じて、拉致監禁の事例や被害者の証言を共有し、問題の深刻さを訴えていくことが大切です。

また、政府や地方自治体に対して、拉致監禁を防止するための法整備や対策を求める声を上げることも重要です。拉致監禁は犯罪行為であり、厳正に取り締まられるべきです。署名活動やロビー活動を通じて、政策立案者に働きかけることで、具体的な対策の実現につながる可能性があります。

さらに、メディアに対して、拉致監禁問題の報道を積極的に行うよう要請することも必要不可欠です。公平で正確な報道を通じて、社会の認識を変えていくことができます。拉致監禁の被害者や関係者が、自身の経験をメディアを通じて語ることで、問題の実態をより多くの人々に伝えることができるでしょう。

教育現場においても、拉致監禁問題について取り上げることが重要だと考えています。宗教の自由や人権の尊重について学ぶ機会に、ぜひ「家庭連合信者に対する拉致監禁問題」を取り上げて頂きたいと希望いたします。若い世代から、信教の自由に関する問題意識を育むことができます。

拉致監禁の被害者や関係者の方々は、自身の経験を語ることで、他の被害者を勇気づけ、支援の輪を広げることができます。被害者同士のネットワークを構築し、互いに支え合うことで、問題解決に向けた力強い運動を展開することができるでしょう。

最後に、拉致監禁に関する正確な情報を収集し、データベース化することも重要だと考えます。また、国際社会とも連携し、グローバルな視点から問題解決に取り組むことが求められます。 私たち一人一人が、拉致監禁という非人道的な行為に対して声を上げ、行動することで、この問題を解決に導くことができます。信教の自由と人権が尊重される社会の実現に向けて、共に力を合わせていきましょう。

【団体紹介】

拉致監禁の被害者同士が互いに支え合い、結束して真実を広めることが重要だと考え、当会が設立されました。拉致監禁の被害者たちは、長年にわたり、人には言えない苦しみを抱えてきました。私たちは、そうした被害者たちの声を集め、社会に訴えかけるプラットフォームとなることを目指しています。

拉致監禁は、単なる個人の問題ではありません。社会全体で取り組むべき重要な課題です。本会は、メディアや政府機関とも連携し、拉致監禁問題の解決に向かうことを強く希望しています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。

🟦拉致監禁被害者の名誉回復と親子関係回復を願い、共に行動してくださっている方々🟦