有識者の声
元外交官 文筆家 佐藤 優
はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学より
一部のキリスト教徒が統一教会を目の敵にして、攻撃するのは間違っています。伝統的キリスト教徒と統一教会の差異を正しく認識し、相互に信仰を尊重しあうことが重要です。特に統一教会の信者を無理やり連れ出して、改宗を求めるような行動派、断じて許されません。 ...続きを読む
元衆議院議員。日本医師会参与 桧田 仁
桧田議員の国会答弁より
昨年のアメリカ国務省国際人権報告書に、警察が組織的に拉致、監禁、暴行等傷害事件を何ら救済をとらないばかりか、取り締まりをしないという報告がされて、日本のこの例が報告されて、日本の警察が国際社会からも信用を失墜しかねない、極めて重大な事態になっております。 ...続きを読む
京都大学名誉教授 渡辺久義
後藤徹氏拉致監禁告訴への不起訴処分についての意見書
統一教会に対する一連の常套的な検察の態度を見ていると、あたかも目障りな路上生活者に対する暴行を、見て見ぬふりをする方針であるかのような印象を与える。 この異常さは文化国家のものではない。 起こっていることは「信教の自由」の侵害などという問題をはるかに超えた深刻な問題である。 ...続きを読む
元宮崎県宗教者懇話会会長 曹洞宗 僧侶
美原 道輝
意見書 後藤徹さんの事件を審査する検察審査員の皆様へ
日本が文化国家を謳いながら人々の良識や人権尊重の常識や民主主義の基本的態度が全く身についていないことを深く嘆きかつ悲しみを覚えました。 宗教者として言えることは、理解を深め互いに和解することができるか否かを考えた時にも、「拉致監禁、強制的な説得」は決して和解を生むものではないことがわかります。 ...続きを読む
米国大使館 ダニエル・H・ガレット
当該の問題は全面的な解決には至っていないため、私達は事態の進展を子細に見続け、統一教会の信者達の宗教活動に対して十分な法的保障が得られるよう、日本政府に督促していく意向です。 ...続きを読む
デンバー大学シュトゥルム法科大学 国際人権法・擁護センター
ニコール・ブレーク・リルス
強制的な監禁をもって改宗を勧める行為は、説得と、自由権規約で禁止されている強制との間の一線を越えています。したがって、我々は、日本がこの件を調査し、市民の宗教の自由を守るための措置をとる義務があることを強く主張します。 ...続きを読む
宗教及び公共政策研究所
これらの人権侵害は、世界の中で基本的人権を守り、推進してきたこれまでの日本の模範的な役割を、汚(けが)すものである。 ...続きを読む
後藤徹氏に対する拉致監禁事件についての意見書(室生忠)
日本が民主主義国家、法治国家として成熟するためにも、国家主権の恣意的な判断や思惑によって、拉致監禁事件の責任の所在がもみ消されることを防がなければならない。 ...続きを読む
山田茂論文『いまどきのカルト観を問う』
カルトと呼ばれるとしても,必ずしもすべての集団が有害な集団であるわけで はない。それはカルトであると呼ばれた集団の問題というよりも,そう呼んだ人 物の性格の問題である可能性もある。事実,カルトという言葉の用いられ方の多 様性からみて,論者の「気にいらない集団」のすべてをカルトであると定義して いるだけのことなのかも知れない。 ...続きを読む
UPFが国連人権理事会に提出した声明文
この国からこのような事件を根絶するために、日本の警察は過去の拉致監禁事件に携わったすべての者たちを捜査し、必要に応じて、彼らを起訴しなければならない。 ...続きを読む