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2015年3月27日

A.T.さん拘束事件の真相とは?統一教会本部で緊急集会が開催


 家族らによって、今年1月より約二か月間に亘り拘束された統一教会のA.T.さん(男性・杉並教会所属)の事件を巡り、統一教会本部にて緊急集会が開かれました。

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 325日夜、東京都渋谷区にある統一教会松濤本部には、首都圏の青年担当者や青年ら、約50名が集合。またインターネットを通して全国11か所へと中継配信も行われました。

 集会では、より巧妙さを増した拉致監禁の手法、後藤裁判判決 の影響、警察の対応、親子関係で影響される本人の自覚、日頃の指導の弱点などの徹底検証が、当会の後藤徹代表とA.T.さんとの一問一答形式で行われました。

 

 A.T.さん事件を通して明らかになった検証ポイントは、

①過去の拉致監禁事件と共通する手法から、背後で暗躍する違法脱会カウンセラーによるマニュアル教育、指導、指示について。

②一方、今までの事件と異なる点とその要因について。

③信仰を保ったまま解放に至った結果とその原因としての
A.T.さんの思考やマインド、そして拘束下での言動等から学ぶべき点および反省点について、等が挙げられます。

 それらを徹底検証し、教訓とすることと、拉致監禁被害の可能性がある対象者達の自覚を強めるために当集会は開催されました。

 集会冒頭、12ヶ月に及ぶ監禁状態が疑われる石橋正人さん(26)に対して、無事の解放を願う祈祷が参加者全員によって捧げられました。

 集会では、壇上にA.T.さんと後藤代表を迎え、スライドで脱会説得を目的とした違法な拘束に対する構えとして、拉致される際や監禁部屋でとるべき正しい言動、家族による「お前の信仰を理解したいから一緒に原理を勉強しよう」「原理が真理かどうか確かめたいから教えてほしい」というワンパターン要求への正しい対応、そして今回の事件を防ぐことができなかった反省点などが確認されました。

 

 最後は、本部の法務担当者より、裁判でも違法と認められている悪質な脱会説得手法に関する法的なポイントが説明され、二時間に及んだ集会は幕を閉じました。

 

 拉致監禁・強制改宗事件を未然に防ぐため、拉致監禁対策日本実行委員会による対策講座は定期的に開催され、毎回100名近い受講生が集っています。関心のある方は是非、所属の教会担当者にお問い合わせください。 

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    ルポライター米本和広氏が、拉致監禁によって引き起こされたPTSD被害の実態をレポート。

    ►第6章 掲載
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  • 日本収容所列島

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