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2011年11月28日

世界から指弾-日本の人権(16) 韓国紙が拉致監禁事件を大きく報道



日本人女性の失跡を大きく報じる韓国紙「セゲイルボ」(2月17日付)の記事(女性の写真の目線は「セゲイルボ」紙では入っていない)


  “宗教的な理由で愛も引き裂かれなければならないのか”“駐韓日本大使館に訴えるも効果なし”――。韓国紙「セゲイルボ」(2月17日付)はこんな見出しを掲げ、被害者の実名と顔写真入りで、日本人女性の失跡事件を大きく報道した。被害者のTさん(38)は強制棄教のために拉致監禁された可能性が濃厚だ。


 Tさんは韓国・光州出身の李張熙さん(39)と統一教会で出逢い婚約。昨年渡韓し、韓国での結婚生活に備えていた。今年2月末に家庭を持つ予定だったTさんは、昨年12月に一時帰国。婚姻届を出す前に両親に報告し、ビザを切り替えるために実家に滞在する予定だったが、到着後の12日夜から一切の連絡が途絶えた。

 この3月現在、Tさんは依然として行方不明のままだ。

 日本の新聞やテレビメディアでは一行も報じられていないこの事件をいち早く報道した韓国紙が、日韓の治安当局を痛烈に批判したのは夫が韓国人だったということもある。これに加え昨年、韓国のテレビ局SBSが日本の強制棄教・拉致監禁事件を1時間のドキュメンタリー番組で放映した。番組は深夜枠にもかかわらず、異例の12%近い視聴率を上げるなど、韓国社会でこの問題への関心が急速に高まっているからにほかならない。

 昨年、何度か行われた拉致監禁の被害者たちの記者会見も、新聞やテレビメディアがとりあげ注目を集めた。韓国世論が今後、継続して高い関心を維持していけば、この問題が日韓の外交問題に発展することもあり得ない話ではない。 その後、李さんは、Tさんが強制改宗に遭ったのかもしれないと関係者から聞かされ、昨年末に仕事を休んで急遽来日。Tさんの実家と親戚宅に行ったり、その周辺を尋ね回ったが、一切取り合ってもらえなかった。手掛かりはなく、彼女の行方は杳として分からなかった。

 李さんは、駐日韓国領事館と日本の警察当局にTさんの行方不明の申告をした。応対した領事は「まずは日本の警察に」「日本の警察に訴えてからでないと、こちらとしても動きにくい」と説明した上で「あなたの場合は籍が入っていないので、日本の警察はそうそう簡単には動いてくれないかも」と答えた。李さんが「力を貸してください」と頼み込むと、領事は「とにかく分かりました」と、応じたという。

 韓国に帰った李さんは、駐韓日本大使館宛てに「日本の警察が、Tさんの居場所を捜索してくださるようお願いします」と記した嘆願書を提出した。だが、大使館側の対応は芳しくなかった。「Tさんは自分の意志で日本に行った後、失踪したため、私たちには何もできない」と繰り返すばかりだった。李さんとTさんは、まだ婚姻届を出していないが、「セゲイルボ」は事実上の夫婦として報じている。警察が捜索に踏み切らないのは人道上も、小さくない問題を孕んでいると言わなければならない。

 (「宗教の自由」取材班)

過去の記事は世界日報社ホームページでも閲覧できます。
http://www.worldtimes.co.jp/special2/ratikankin/main.html


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