4300人の信者が「拉致監禁」され、強制棄教の恐怖と闘った 余りに過酷な現実

超宗教フォーラムでも証し -2009年12月5日~19日-

後藤徹さんの韓国12ヵ都市及び超宗教フォーラムでの巡回講演が2009年12月6日~17日の日程で行われました。今回の韓国巡回講演は、同年11月21日~23日に後藤さんが韓国本部教会の礼拝で行った証しに続くものです。韓国食口の関心は高く、後藤さんは各地で熱烈な歓迎を受けました。後藤さんの1時間ほどの証しを通し、多くの方が感銘を受け涙を流しました。

集会の後には、韓国在住の被害者との懇談会も行われました。それぞれの地域の日本人婦人会長も参加し、韓国にも拉致監禁による被害があるという実態が明らかになりました。例えば、拉致監禁される不安から日本に帰省することができない家庭も多く、婚約中に相対者を監禁された韓国人主体者の心の傷がいまだに癒されていないという例も複数あり、被害者の家族が今なお拉致監禁の被害に苦しんでいることが分かりました。

12月17日には、約100名の宗教指導者(キリスト教、仏教、イスラム教)が参加し、超宗教フォーラム(後援:韓国宗教協議会)がソウルにて開催されました。その中で、拉致監禁問題の概要が約15分間説明され、その後に後藤さんの証しの時間が設けられました。参加者は、後藤さんの証しを聴き、宗教の壁を越え拉致監禁問題に対して憤りを強く感じている様子がうかがえました。

今回の訪韓中、後藤さんが拉致監禁された95年当時に教育を担当していた姉妹との14年ぶりの再会もありました。韓国の地にお嫁に行き、たくましく成長しているその姉妹の姿を見て、後藤さん自身も感激を覚えると共に神様の導きを実感したと語っていました。

12月 5日:仁川空港到着
12月 6日:九里(クリ)・水原(スウォン)
12月 7日:仁川(インチョン)
12月 8日:廣津(クァンジン)
12月 9日:東大門(トンデムン)
12月10日:鮮文大学天安キャンパス
12月12日:大邱(テグ)
12月13日:釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)
12月14日:晋州(チョンジュ)
12月15日:光州(クァンジュ)
12月16日:益山(イクサン)