信者が拉致・監禁され、ディプログラマー(脱会屋)から強制棄教を迫られる恐怖と胸痛む現実

ディプログラミング・ネットワークの闇
プロ脱会屋 宮村 峻 氏と有田 芳生 氏の蜜月記録

有田芳生氏本人のブログより抜粋して紹介する

86年9月以降、有田氏は、反統一教会活動家の官村峻氏や元信者らを訪ね、統一教会問題の
情報交換をするために、東京・荻窪などに頻繁に足を伸ばすようになった。彼らは四半世紀にも及ぶ付き合いとなった。

いかに彼らが深い仲であるのか、『酔醒漫録』に収録された有田氏のブログから、いくつかの発言を取り出そう。

参照記事

●「荻窪駅南回の『釜膳』。統一教会問題などで13年の付きあいある官村峻さんと元統一教会員8人、それに『文藝春秋』編集長の松井清人さん。92年の統一教会問題以来の不定期な食事会。私にとってはもっとも信頼できる飲み会。……みんなと別れたあと、元信者の一人と駅の北回の『萬龍軒』……元信者(こんな表現には恐縮)に自宅まで送ってもらつて……」(『酔醒漫録①』2000年7月21日付)

●「急いで赤坂『美々卯』。年に2回は続いている統一教会元信者との食事会。『文藝春秋』編集長の松井清人さんが音頭をとつて、私とこの問題をずつと取材してきた石井謙一郎記者、それにまさしくボランテイアとして毎週、いや毎日のように関わってきた宮村峻さんなど、総勢14人。元信者のみなさんがそれぞれの道を歩き出していることにうれしくなる」(同2001年2月22日付)

●「宮村峻さんから電話。宮村さんは統一教会のカウンセリングを行っている人。桜田淳子さんの合同結婚式問題でも全面的にお世話になつた。私がテレビに関わるようになったとき、常にアドバイスしてくれたのだった。いまある私はまず宮村さん、『文藝春秋』編集長の松井清人さん、浅見定雄 東北学院大学名誉教授、『週刊文春』の石井謙一郎記者。……俗にいえば『頭があがらない』人たち」(『酔醒漫録②』2001年8月10日付)

●「私がインドネシアに行ったのは92年の秋だったか。元統一教会員たちとの旅行」(同、同年9月25日付)

●「統一教会問題がテレビで大きく報道されたのが10年前。あの当時からずつと続いている元信者との新年会。地道な取り組みを持続する宮村峻さんたちと総勢13人で食事、カラオケ。文藝春秋の松井清人編集長と『週刊文春』の石井謙一郎記者とは最後まで残って政局情報談義」(同2002年2月1日付)

●「赤坂『美々卯』で年に一度の恒例懇親会。統一教会問題で17年も付き合いのある宮村峻さんと元信者、それに文藝春秋の松井清人さんと石井謙一郎記者で総勢17人。近況報告や想い出話のあとは、これまた恒例のカラオケヘ」(『酔醒漫録③』2003年3月13日付)

●「丸ノ内線で懐かしの荻窪へ。『源氏』で宮村峻さん、『週刊文春』の……石井謙一郎さん、元統一教会信者たちと食事をする。……この荻窪は私にとっての『青春』時代だ」(同、同年5月15日付)

●「懐かしい荻窪の街を歩く。久しぶりに『鳥晴』。……統一教会問題でこの街に来るようになったのは1986年。ちょうど17年が過ぎることになる。宮村峻さんや元信者の人たち、それに『週刊文春』でともにキャンペーンを張った松井清人さん、石井謙一郎さんと食事会で雑談。数ある飲み会のなかでも腹蔵なく話ができる安楽の時間」(『酔醒漫録④』2003年9月18日付)

●「『新潟青春を返せ裁判勝利集会』が行われた。原告は3次にわたり58人。3人の元信者が統一教会を被告に損害賠償訴訟を提起したのは平成元年8月だった。あれから18年。……懇親会では中村周而弁護士、松永堡智牧師などと話し込む。最終の新幹線で帰る予定だったが、Sさんなどに引き止められる……もう1泊することにした。駅前のマジックバー『トライアンフ』で驚きの連続。元信者の女性たちと居酒屋へ。深夜1時に店を出る」(ブログ「酔醒漫録」2007年8月26日付)

●「銀座『教文館』。……レジで『(衆院選での落選)惜しかったですね』と言われる。……地下鉄丸ノ内線で荻窪。官村峻さん、『週刊文春』の石井謙一郎記者、元統一教会メンバーとイタリアンの会食」(同2009年9月2日付)

このように86年9月以降、拉致監禁を教唆した脱会屋・宮村峻氏および統一教会元信者との交流を密に取り続けてきた有田氏。保護説得の現場を知っている有田氏。

有田氏としては、改宗および脱会の強制という負の実態は絶対に世間に知られないようにしながら、マスコミを使ってこのやり方を大衆化し、統一教会を一気に窮地へと追い込む腹づもりだったと思われる。そのためにはどうすればいいのかを真剣に考え、作戦を練ったことだろう。それが「山崎浩子さん騒動」(93年)へとつながり、さらに今日に至るまで宮村峻氏との共闘を深めてきたのだ。

※この記事は、主に「有田芳生の偏向報道まっしぐら」(2012年執筆)の引用です。