
拉致監禁した親族が「これは人間のやることではない」と被害者を解放
インターネットラジオ「ベア・チャンネル」で、拉致監禁被害者の「タケミカヅチさん」(以下、タケさん。天の八衢の会会員)が、ご自身の体験を率直に語ってくださいました。
タケさんは、奥様と結婚して間もなく、“脱会屋”船田武雄牧師の教唆を受けた親族によって拉致監禁されました。
タケさんは、当時信仰歴15年で、かつ家庭まで持っており、「まさか、自分が拉致監禁されるとは。やっと築いた家庭を破壊するつもりなのか」と憤りを抑えることができなかったといいます。
さらに、同期に、奥様も別の場所で、別の牧師の教唆のもと、親族に拉致監禁を受けたのです。夫婦の親族が連携して、夫婦が引き離され、自分の信仰が守られるか、あるいは、夫(妻)が信仰を奪われてはいないか、と大変なストレスに襲われることになりました。
タケさんは、船田牧師の暴言や脱会説得に屈することなく、拉致監禁状態から解放するように親族に訴え続けました。また、タケさんの奥様も、統一教会批判の本を読まされても、信仰を守り続けました。
そしてついに、拉致監禁した親族が「夫婦をバラバラに監禁し、棄教を強要するような非道な行為は、人間のやることではない」とタケさんを解放することになるのです(脱会屋は棄教させるまで解放させることはないので、良心の呵責に耐えきれなくなった親族独自の判断と思われる)。
これらの体験を生々しく、率直に上記ベア・チャンネルで語っています。ぜひご視聴いただければと思います。
────────── 以下は「人間がやることではない」と親族が発言した場面の抜粋です
(上記映像の25分頃~参照)
【タケさん】 親族も何かしらやっぱり後ろめたい気持ちがありますから、それで親族の中で何かあの不吉なことが起こったりすると「やっぱり自分たちが良くないことをやってるからじゃないか」と、そんなふうに考えたんじゃないかなと思います。
そうですね。私もストレスがすごかったですから。信仰的な内的闘いもあり、それで奇跡もたくさん起きましたけど、今ここではその話はしませんので。とにかく自分が人権蹂躙されてる、一番大事に思ってる祝福の家庭がこうやって引き裂かれてることへのストレス。ここから出してくれと、監禁中に壁を叩き、穴を50数か所開けました。
私が寝たあと、親族会議をやってるわけですよ。拉致監禁は親族が一致して始めたのですが、そのうち温度差がでてくる。親族会議の中では、脱会がうまく行ってりゃいいけど、うまくいかねえじゃねえかとなると、もうこんなことは人間のやることじゃないといいだした親族がいましたね。
寝たふりしたときに聞こえてきました。
「こんなことは人間のやることじゃないわ」なんていう風に言う叔母が言ったたりとか、あと叔父なんかも 「もうこれ以上あいつを怒らすとあいつ何するかわからんぞ」なんて言ったりとか。 もう完全に仲間割れですよ。
それで 、私の場合、血迷ってたのは おふくろなんですけど、そのおふくろが一番頼りにしてたのが、おふくろの実の兄貴だったんです。で、その実の兄貴のところで、実に不吉なことがあって、具体的に言うとそのおふくろの兄貴の初孫が大火傷をおったのです。で、そういう不吉なことがあると何かしらこれやっぱり自分たちが良くないことやってるからじゃないかなんていう風にね思ったんじゃないかなと私思ってます。
その叔父が、「もうこれやめよう」と言い出したんです。おふくろとしてはね 「もっとやりたかった」と言ってましたよ。「監禁を私はもっとやりたかったんだ」と。でも あの兄貴がやめるっていうから、もうしょうがないということで終わりになりました。
叔父が「なあ、お前どんな気持ちでおるんや」って言うから俺も「腹わた煮えくり返ってるのに決まってんだろ」言ったら、「そうだろうなと思う。もうこんなことやめにしようと俺がみんな説得してやるから。もうちょっと待ってろ。」ということで。
天の八衢(やちまた)の会では、脱会屋の教唆で拉致監禁をしてしまった親に正しい情報を伝え、親と子の気持ちを汲み取り、親子関係の修復をサポートしています。関心ある方は、こちらのブログから活動内容の確認やお問い合わせができます。親からでも、子供からでも、ぜひ相談なさってください。
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