信者が拉致・監禁され、ディプログラマーから暴力的な強制棄教を迫られる胸痛む人権侵害

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🗞️印象は『極めて短気な人』斎藤幸二牧師が監禁した女性に暴力をふるう

以下の内容は当時新聞に掲載された「犯された信教の自由 ■ら致・監禁を強行する牧師・神父たち ④」をテキスト化したものです。
※日付に関するものは新聞に掲載された当時のものです。

 

▲画像をクリックすると拡大します(1986年 中和新聞記事の切り抜き)

 

極めて短気な牧師~焼津福音ルーテル教会 斎藤幸二牧師~

 

「バシッ」―牧師の平手が山本由里子さん(仮名、20歳)の左ほおに飛んだ。今年の2月6日午前2時、牧師館内における出来事である。

この牧師とは、焼津福音ルーテル教会の斎藤幸二牧師であり、静岡県の強制改宗牧師の中心人物だ。由里子さんは10日間以上にわたって監禁状態に置かれ、斎藤牧師によって信仰を捨てるよう迫られていた。しかし、頑として拒否し続けていたため、斎藤牧師はついに暴力
におよんだのである。

その時、親にも殴られたことのない左ほおを押さえながら、由里子さんは「なぜ、こんな仕打ちを受けなくてはならないの」と、悔しさをかみしめたという。

ら致されたのは1月26日午後3時ごろ、市内の 自宅に帰宅した際、待ち構えていた両親、親せきに無理やりワゴン車に乗せられ、焼津市内のホテルの一室に監禁された。ふつうのビジネスホテルだが、ドアや窓の前には2人が見張りに立った。「電話させて」「出して」と必死に訴えるがまったく聞き入れられない。度重なる脱出の試みで服は破れ、腕や足には血がにじんでいた。

午後6時、斎藤牧師が来た。「怖いんでしょう」と部屋に入るなり言った。由里子さんは「自分の信仰がねじ曲げられる恐怖心でガタガタ震えていた」という。逃げようとすると「捕まえて」「座らせて」という斎藤牧師の指示で、親や親せきの手で牧師の前に引きずり戻される。

「逃げまどっても君が疲れるだけだ」と言われ、 由里子さんは仕方なく話を聞い た。この日、斎藤牧師は午後11時ごろまでホテルに居て、和賀真也牧師(セブンスデーアドベンチスト教会)が主宰する反統一教会組織 「エクレシア会」の会報などを読むよう強要した。翌日は午前10時に現れ「朝日ジャーナル」 の統一教会批判の記事を読んで聞かせた。

この後由里子さんはいったん家に帰ったり、また別の旅館に行ったりしたが、斎藤牧師は毎日姿を見せ強制改宗を迫った。更には牧師に協力する反対活動家も押しかけ、脱会を迫った。このころになると、由里子さんは改宗されたふりをして自由の身になる方が賢明と考え、従順に牧師らの言うことを聞き始める。その姿を見て斎藤牧師は31日、アフタケアという形でルーテル教会の自分の牧師館に住まわせ、日常の言動を通して由里子さんが本当に改宗したかどうかをチェックしはじめた。

だがちょっとし由里子さんの言動に斎藤牧師は不信を持ち、徹夜で説教をしているうちにカッとなって殴りつけたのである。
斎藤牧師に強制改宗を迫られ複数の統一教会信者に同牧師の印象を聞く「極めて短気な人」との一致した意見が返ってきた。

この一連の強制改宗について斎藤牧師は、「君たちが言うようなことはやっていない」と言ったのみで、その他は一切ノーコメントであった。

 

「こんな屈辱は生まれて初めて」23歳女性の日記

 

一方、去年の10月27日には小島佳子さん(仮名、23歳)が仙台で家族によってら致され、フェリーを使って札幌市の山鼻マンションに連行された。佳子さんは監禁中の出来事を克明に日記に書いている。

佳子さんの強制改家には、「原理運動を憂慮する北海道の会」(戸田実津男会長、以下「憂慮する会」)と、「憂慮する会」に協力している日本基督教団・十二使徒教会(R・カイテン主任牧師)のメンバーらが当たった。「憂慮する会」副会長の高田新八氏や十二使徒教会のズィビ・パスカル氏(フランス人)らが毎日、監禁されているアパートを訪ねてきた。高田副会長は社会活動面から統一教会を批判し、パスカル氏は聖書的観点から訴えることが多い。

また、統一教会を既に脱会させられた元信者も来て、脱会するように迫った。時には泊まりこむこともある。そして、佳子さんが嫌がるのを無視して精神科医を呼んで診察させたこともあった。佳子さんは「こんな屈辱は生まれて初めてです」と憤りをあらわにする。「精神病院に入れられる」とも思った。

強制改宗牧師は物理的・心理的手段を用いて、被監禁者の精神をズタズタにして強制改宗へと導く。その際に、用いる資料には、次のようなものが使われている。
「追及ルボ・原理運動」(朝日新聞社)、「これだけは知っておこう」(原理運動を憂慮する会編)「原理運動と勝共連合」(日本共産党出版局)、そのほかに赤旗社会部でまとめた出版物などである。

これらの資料について統一教会の坂詰博広報部長は、「反対牧師などが文鮮明師や当教会を誹謗(ひぼう)中傷しているその根拠となる資料は事実に反する。伝聞が多く、信(びょう)性に欠ける」とした上で、「当教会の教理解説書である『原理講論』が聖書と違うという批判は当たらない。この本は聖書の奥義を明白に解明したものだ。反対者の態度はキリスト者として心の狭さを証明しており、甚だ遺憾である」と強く抗議している。

ところで「心理学辞典」(誠信書房)によれば「洗脳」とは「外部からの情報は完全に統制し密告者を利用して仲間の間に不信感を起こさせる」という状況下で「思想改造のための尋問、討議、教育が反復される」とある。強制改宗牧師が、監禁した状況下で外部からの情報を完全に統制し、反対の情報のみ与えて不信感を募らせるという方法は、まさに「洗脳」そのものだ。

 

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