米国ラジオで「2度の拉致監禁体験」を証言
Hiroshi Jimboさん(厚い札束を両親が牧師に手渡す姿に衝撃を受ける)
米国ラジオ番組でインタビューで拉致監禁体験を語る
何度も拉致され、その恐怖で、親から逃げるようにして
私は彼の両親や彼らのような人たちが本当に心から子供たちを愛していると信じています。
彼らは子供たちを取り戻すために、法律を破りました。
それが唯一の方法だと思ったら、あなたもそうしないでしょうか?
これらはすべて、牧師が教唆した拉致監禁により、家族が崩壊する悲しい物語です。
(ラジオ番組の紹介ページより-2012年6月25日)
Hiroshi Jimboさんの証言抜粋
私は拉致監禁の体験を語ることはありませんでした。
しかし、後藤さんが12年間の監禁生活の後に出てきたことで、被害者たちが声を上げ始めました。
そして、今がその時だと思いました。そして、私はこのラジオ番組で語ることにしたのです。
【最初の拉致監禁】
■1992年、大学生で統一教会に入教。
■翌年の夏休み、帰郷時に両親より40日間の監禁を受ける。
キリスト教牧師が監禁を指南し、牧師に教会を否定され続けた。
監禁から逃れるため、信仰を失ったふりをするほかなかった。
■監禁解放時に、親が牧師に厚さ3インチ(約8cm)ほどの紙幣を渡していたのを目撃し、衝撃を受ける。
※金額は定かではありませんが、数百万円であってもおかしくありません。
■その後、自宅で軟禁となり、隙を見て逃げ出す。
また捕まるのではないかと恐ろしい気持ち。
【二度目の拉致(未遂)】
■数年後、両親と安心して話せる雰囲気を感じ、両親を信じて車に乗り込んだ。
■走り出したのちに、父親が突然、「別の牧師がいる。そこに向かっている」と言い出した。
私は「そんなことに同意しない。外に出させてくれ」と懇願した。
■私は走行中の車から強引に飛び降りようとした。
■父親が私の行動を恐れて、私を車から解放した。
【三度目の拉致監禁】
■監禁を恐れて大学に行けない期間もあったが、何とか卒業の目途がついた。
■卒業が決まると、大学教授が「もうあなたは大学生ではありません。あなたは大人ですから、将来について両親と話し合う必要があります」と話し、教室の外に両親が待ち伏せていた。
■車に乗り込むと、再び監禁が始まった。場所は自宅だった。
両親のお金がなくなったからだと思いますが、幸いに牧師がくることはなかった。
■私は二階の窓にカギがかかっていない事に気づき、両親が1階でテレビを見ている間に、私はこっそりと2階へ行き、窓を見つけて飛び降りた。
■私は足を痛めたが、駅にむかってひたすら走った。
実は、その後、両親が駅に行くのを察して車で私を捕まえたのですが、両親はその時点で私の監禁をあきらめ、病院へ連れていきました。
両親とはもっと率直に話したい。ただ、それだけです。
拉致監禁を実行したのは、監禁を指南するキリスト教牧師と接触してしまったからです。
正確には分かりませんが、他の被害者の親たちも同じような状況のようです。
彼らはセミナーを開き、統一教会がいかに間違っているか、彼らが何を教えているか、親は何をしなければならないかについて講義するのです。
司会者
あなたの両親は当然不安になり、何かひどいことが起こると感じた。
他の人の証言でも、息子娘がどこか別の国に送られて二度と会えなくなるか、違法行為に巻き込まれるか、その他両親を非常に怖がらせるようなことが起こるのではないかと考えていたそうです。
それは、あなたの両親が聞いたかもしれないことと同じだと思います。
Hiroshi Jimbo氏
今アメリカに来ているのも私自身の決断ですし、実際には、私たちの教会は監禁牧師たちが吹き込む情報とはかけはなれています。
私は両親に感謝しようと心を変え、すると両親も徐々に心を変えていきました。
ようやく普通に接することができるようになりましたが、信仰については話したがりません。
私たちが信じていることについて、もっと自由に会話をしたいです。フィルターなしで、どんなフィルターもなしに、ただ自由に会話をしたいのです。
私は、宗教の自由を築くことができるように、心より願います。私の後もメンバーの監禁が続きました。日本に信教の自由が保障されれば、このようなことはすぐに止められるでしょう。
司会者
日本では、統一教会、エホバの証人、その他の少数派宗教の信者数千人が、これらの少数派宗教への信仰を打ち砕く目的で誘拐され、監禁されています。
子どもが危険にさらされていると親を説得するプロの信仰破壊者は、親が信仰を打ち砕く行為1回につき、数千ドル、場合によっては数万ドルを稼ぎます。
実際、日本ではそれがビジネスになっています。
自分の体験を語るには大きな勇気が必要ですが、自分の体験を語ることが癒しのプロセスの一部であると信じています。
そして、他にもまだ困難な状況にいる人がいるなら、この番組とこれらの物語が、自分自身を変える勇気を与えてくれることを願っています。