信者が拉致・監禁され、ディプログラマーから暴力的な強制棄教を迫られる胸痛む人権侵害

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拉致監禁・強制棄教の被害者数4300人の根拠について(概要)

 

信者への拉致監禁件は少なくとも4300件実在した、というのが家庭連合の見解です。本会もその数字を強く支持します。

実際、被害者の会では2024年4月から被害者名簿の整理作業を再開しており、2025年5月現在、拉致監禁が明らかであると確認された方で「3700人」の名簿が存在します。

この被害者数について、ブロガーの「バリオスさん」がこれまで公表された数的根拠をもとに、秀逸な分析記事を書いてくださいました。被害者の会としても、この分析記事を引用しながら、会の見解をお伝えします。

4300件の数字はどう算出されているのか?

 

この4300件という数字は現代の日本において想像すら困難な驚くべき規模だが、それにも関わらず、世間の認知度は極めて低い。その背景には、強制改宗を行ったキリスト教牧師や脱会専門の活動家が「親」を前面に立たせることで、事件が警察や裁判に発展しにくい構造がある。

しかし、拉致監禁による強制棄教は、現代の日本において紛れもなく犯罪だ。統一教会を反対する人達が都合よく使う「保護説得」などでは決してない。ただそこで気になる人も多いのが、この「4300件」という数字。本記事では、この4300の数字の算出方法を整理しつつ、今の日本で信教の自由が侵害され続けてきた問題の本質を見ていく。 (同記事より)

https://eatcafe1.com/rachikankin-higai-4300/より引用

 

※1966年〜2015年の合計は4341件
※拉致監禁被害の発生件数のピークは1980年代中盤〜1990年代後半あたりになる。

家庭連合(旧統一教会)本部は、どのようにしてこの数字を集計していたのか?については、魚谷俊輔氏(現・UPF-Japan事務総長)のこちらのXのポストが参考になるでしょう。

 

《拉致監禁被害者4300人の基本的な数え方》

 

①拉致監禁された後に、何とか逃げ出し、無事に戻ってきた方(本人の証言に基づく)

②元気に信仰生活を送っていた人が、帰省などの折に突然音信不通になり、一定期間を経て、脱会届等が送られてきた場合には「拉致監禁強制棄教」されたものと考える
 (客観的な状況分析をもって拉致監禁と判断された方。当然、普通に信仰を辞めていった人はカウントしない)

③脱会説得を行ってきた牧師(計197人)がそれぞれ「俺は何百名やった」と言っている数字を合計すると、同じもしくはそれ以上の数字になる。

上記判断基準(詳細版はこちら)で2025年5月現在、3700名の被害者名簿が存在し、その調査分析は今なおも継続中であり、カウント数は増加しています。

各現場から本部に報告があがらなかったケースも多々あり、またトラウマ等もあり自分から話したがらない方も当然におられます。

そのようなことから被害者の会としては『信者への拉致監禁事件は少なくとも4300件実在した』との本部見解は、ほぼ正しいものと確信を持っています

 

①と②の割合は概ね「3:7」

拉致監禁の被害者は、概ね7割が統一教会を離れ、3割が教会に戻りました。

戻ってくることができた3割はマンションのベランダから飛び降りるなど危険を冒し脱出するか、偽装脱会(すなわち教会をやめたと牧師と親に伝え、元信者らの厳しいチェックや様々な精神的苦痛を越えて、隙をみて脱出)に成功したケースです。

 

「②脱会届」について

統一教会(現・家庭連合)は辞めたければいつでも辞められるし、自然とフェードアウトする人も多いのが現状です。

一方、拉致監禁してまで強制的なやり方で脱会工作を行おうとするキリスト教牧師が行っている手順だと、棄教させることに成功すれば、脱会の意思をハッキリと教団側に示しています。脱会届の有無は、普通に信仰を辞めていった人と、拉致監禁された人を明確に区別する基準の一つです。

 

《ディプログラマー(脱会屋)の自白証言》

 

脱会説得を行ってきたキリスト教の牧師たちが「俺は何百名やった」と自分で証言している話が複数あります。こちらは加害者本人が言ってるので、より信憑性が高いです。

拉致監禁(保護説得)の人数はディプログラミング・ネットワークにとって機密事項であり、慎重な牧師は何百人監禁しても決して自ら口外することはありません。集会等で公に語られることもありません。それでも、一部牧師が「武勇伝」のように語ったり、関係者の証言が存在することで、漏れ伝わります。

そうした牧師たちが、棄教に関わった数字をかき集めて足し算すれば、どう考えても、概算として4300人以上になるのです。

名前(敬称略)棄教に関わった人数いつか?
清水与志雄 牧師50名以上1996年時点
高澤守 牧師800名2009年本人談
杉本誠 牧師約120名1991年時点
2022年9月の共同通信では500名以上の脱会活動をしてきたと本人証言
村上密 牧師約400名1997年時点400名
1989年時点200名
後藤富五郎 氏(精神病院における監禁を続けた)200名以上1980年代 精神病院の入院記録をノートに記録「200名の名前がある。これを私が“治した”」
戸田実津男 氏(職業的ディプログラマー)160名以上1980年代
札幌法務局人権委員会「報告書」
尾島淳義 教会執事200名2019年の広島裁判にて
高山正治 牧師200名高山氏本人発言「今迄統一教会員を200人くらい保護説得してきて、ほぼ9割脱会させた。残り1割は偽装脱会や脱会した後に再び統一教会に戻って言った」

さらに、拉致監禁(彼らの言う保護説得)を行ってきた牧師による次の証言があります。

「私が保護(拉致監禁)説得したのは230人です。MさんやFさん(いずれも牧師の名前・インタビューでは実名)だったら、それぞれ800人はやっている。すべての牧師を合わせれば、最低でも5000人はいるでしょう」(米本和広氏による長編ドキュメント「書かれざる『宗教監禁』の恐怖と悲劇」、「月刊現代」2004年11月号)

これらの牧師・脱会屋 11名が信者を拉致監禁した人数を単純計算するだけでも3960名以上になります。
※いずれも証言したタイミングでの人数であり、その後も拉致監禁を続けています。

実際には、さらに、「被害者 数百人」とも推定される、脱会説得に熱心な川崎経子牧師松永堅智牧師和賀真也牧師、黒鳥栄副牧師平岡正幸牧師森山愉 牧師、船田武雄 牧師、そして、ディプログラマーの代表格である宮村峻氏 による被害者数が加わります。他にも、田口民也氏パスカル・ズィヴィ氏など、名うての脱会屋の名前をあげはじめるときりがありません。

それでは、統一教会信者の拉致監禁に加担したキリスト教牧師(あるいは脱会屋)の総数はどれだけいるのでしょうか。被害者陳述書に名前があがる牧師数は、故人含めて197人(被害者の会集計 2025年4月現在)となっています。なお、その4割近い76人が、左翼思想の影響を強く受けたとされる「日本基督教団」所属になります。

したがって、名前があがった合計3960人に、さらに《牧師186人×脱会者数》が加わるわけです。平均5人だとしても+930人で計4890人。平均30人なら+5580人で、計9540人と1万人前後にもなります。
こうした脱会屋証言の観点からも「4300人以上」は間違いないことが理解いただけるのではないでしょうか。

(参考)牧師数に関する杉本誠氏の発言「山崎浩子を脱会させたことで一躍有名になった西尾教会(愛知県岡崎市)の杉本誠は、97年に『日本脱カルト研究会』(現・日本脱カルト協会)で次のように報告している。 『(日本)基督教団に属する3000人近くの牧師の内で、少しでも救出(保護説得)に関わったことのある牧師は200人ぐらいいると思う」米本和広(「月刊現代」2004年11月号)

家庭連合の被害者の集計方法は、誇大表現にならないよう、慎重な姿勢で臨んできました。「少なくとも〇〇人(確実に証言がとれた数)」で集計したのです。実際には、公表された「4300人以上」を大きく上回る可能性があるのです

この記事は順次更新していきたいと思います。特に牧師の監禁人数に関する証言等ございましたら、ぜひ本会までぜひ情報をおよせください。

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