
牧師の指導で拉致監禁を実行した母親の「証言」(しんぶん赤旗が“報道”)
「息子を救った母」というタイトルですが、その記事の中身は、キリスト教牧師の指導・教唆のもとで、マニュアルどおりに拉致監禁を行った母親の「証言」をわりと率直に“紹介”しています。
“救った”と言いながら、していたのは拉致と監禁
この記事のポイントは、日本共産党の言う「救った」というのは、暴力的に拉致監禁し強制棄教させたことを言い換えただけ、と明らかになったことです。
母親自身が「これは人権無視の行為ではないか」と葛藤しているように、その実態は、明らかな人権侵害行為を牧師が主導し、さらに日本共産党議員が政治的に加担していたのです。
新聞から読み解く拉致監禁の裏付け
救出は、その方法を学ぶため、統一協会とたたかうキリスト教会に私たち家族が毎週通うことから始めました。相談会で、元信者や家族から最初に聞いたのは「決して否定してはいけない」でした。
準備に8カ月かかりました。キリスト教会からゴーサインが出ると、指導の下、近県の田舎の田んぼに囲まれたマンションの3階、2LDKの部屋を借りました。
私の父の法要を計画して息子を帰省させ、車でマンションに移動。そこで家族みんなで統一協会について学びたいと伝えました。「報連相」できぬよう電話をなくし、息子と私、夫、娘、私の母で部屋から一歩も出ない生活が始まりました。
2日に1回牧師が来て統一協会の聖典『原理講論』とキリスト教聖書の違いを比べながら。
息子は学ぶ気がなく、逃げようと暴れて壁に穴が開き、わざとケガや病気をする。
(3~4か月の監禁を続け、ついに脱会を表明させたら)キリスト教会内で8カ月のリハビリ生活へ
これは人権を無視したように見える方法に思い悩みましたが・・・私は何とか自分を納得させています。
再現映像とマニュアルが完全に一致
母親の証言は、こちらの「再現映像」や「拉致監禁実行マニュアル」と完全に一致しています。しんぶん赤旗記事が「再現映像の正確性」や「マニュアルが本物であること」を立証したともいえましょう。
拉致監禁実行マニュアルはこちら
《拉致監禁・強制棄教を利用してきた人たち》 著述家・加藤文宏氏が作成(図)