4300人の信者が「拉致監禁」され、強制棄教の恐怖と闘った 余りに過酷な現実

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『監禁250日証言「脱会屋」のすべて』  鳥海豊著

監禁250日証言「脱会屋」のすべて

『監禁250日証言「脱会屋」のすべて』 
鳥海豊著
発行年月日: 1994年5月1日
出版社:光言社

本の紹介

強制的な改宗・脱会を職業的に行う宮村峻氏らの「脱会屋グループ」らによって250日にもわたる拉致・監禁の被害を受けた著者の、信仰を賭けた闘いの総てを再現した魂のドキュメント。

本書は絶版で手に入りにくくなっていますが、YouTubeで 鳥海豊氏の拉致監禁、脱会強 要被害の証言を視聴できます。


【記事担当より】

鳥海豊氏のシンポジウム講演で印象に残った言葉は
「脱会屋・宮村峻氏が指導する拉致監禁を通し【心が壊されていく恐怖】を感じた」
という箇所です。

絶望感に満ちた空間で、自分の最も大事にしている神体験、メシヤや原理への確信を話させ、それを集団で「お前の思い込み」と嘲笑・否定が繰り返される。

心の基盤を失う恐怖。信仰心・良心の破壊。
憲法で保障されているはずの「思想・信条の自由」と真逆の非人間的・精神的殺人行為。

「拉致監禁は最悪の人権侵害」と確信している理由の一つです。

__________________
鳥海氏著『証言「脱会屋」のすべて』の記述から、その恐怖の一端をおもいはかることができます。

「私(鳥海氏)が監禁されていた250日間には、行動の自由はもちろん、信仰の自由も言論の自由もありませんでした。例えば『本音で話せ』と言われて、本当に本音を話せば、一斉に袋だたきに遭い、『こう考えるのが正しいんだから、こう考えろ』と強要されます」
「(統一教会の)信仰をやめると偽って脱会宣言しても、自由の身になるまでに、魂を売るようなことを何回も何回もしなければならないことは耐え難いほどの苦しみです」


こちらのポストに本著の抜粋が紹介されています。あわせてご参照ください。

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