信者が拉致・監禁され、ディプログラマー(脱会屋)から強制棄教を迫られる恐怖と胸痛む現実

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「親族であっても、刑罰に触れれば厳正に対処」―― 警察庁長官による国会答弁の重み

「警察は見て見ぬふり」自民党の桧田仁衆院議員が田中節夫・警察庁長官へ国会質問

2000年4月20日の衆院決算行政監視委員会で、自民党の桧田仁衆院議員(当時)が田中節夫・警察庁長官(当時)に対し、

「拉致、監禁、暴行、傷害罪など刑事罰行為に 触れる行為は、たとえば、親子や夫婦なら問われないということがあるか」と質問。

田中長官は「親子や親族であっても、刑罰に触れる行為があれば、何人に対しても法と証拠に照らし厳正に対処する」と答弁した。拉致監禁の歴史に残るたいへん重みのある国会答弁であった。

一方で、警察によって拉致監禁が容認されてきたかのごとくの数多くの事実が重なってきた。警察は親に加担する言動を取ってきたのである。桧田氏は実際の事例を挙げて、警察がそのような対応をしていない、と厳しく批判した。

そして、桧田氏と田中長官とのこの国会答弁が拉致監禁の涙に綴られた歴史の大きな転機となったのである。

桧田議員、国会で慰霊の申し入れ-新聞記事画像

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