
🗞️用意周到な脱会計画 教会に隣接した平屋で拉致監禁【平岡正幸牧師、小林健志牧師】
以下の内容は当時新聞に掲載された「犯された信教の自由 ■ら致・監禁を強行する牧師・神父たち②」をテキスト化したものです。日付なども当時のものとなります。
日本キリスト教団武雄教会(小林健志牧師)に隣接した平屋建て民家に拉致され連れていかれる
熊本市内に住む林加代さん(仮名、30歳)は昨年3月恐怖の体験をした。
加代さんは21歳の時から熊本市内の病院で検査技師として勤務。60年、統一教会の教義に触れ、昨年3月10日で病院を退職し本格的な研修を受けることにしていた。
事件はちょうどそのころに起きた。
3月6日午前、加代さんは病院の上司や同僚に最後のあいさつをするため花束を持って出勤した。検査室や医局へのあいさつ、退職の事務処理をした後、検査室で友人と雑談をしていた。
そこへ突然父親が飛び込んできた。見ると手にはロープが握りしめられていた。後ろには母、弟、伯父の姿もあった。
「今、仕事中ですから」と必死に静止する友人。しかし「うるさい!出て行きなさい」と払いのけ、父親は娘の体をロープで幾重にも縛った。そばにいた弟の「手荒くするな」との声に、用意されていた毛布は何とかかぶせられずにすんだ。
しかし、いやがる加代さんを父親らそのまま病院の外へ引きずり出し、止めてあった車の後部座常に無理やり押し込めた。そこには手錠やタオルまで用意されてあった。明らかに「逮捕・監禁事件である。車の窓は外から見えないようスモークがかけられ、また開かないようガムテープで固定されていた。
その時の心境を加代さんは、「精神病院に入れられるのではないかと思い、とても恐ろしかった」と青ざめた表情で語っている。
加代さんが連れて行かれた先は、佐賀県武雄市にある日本キリスト教団武雄教会(小林健志 牧師)に隣接した平屋建ての民家だった。すべての窓は外からしっかり固定され、また入り口も外からしか開かないようになっていた。ここは武雄教会の所有で小林牧師が独身時代住んでいた住居である。
小林 健志牧師の教会で起こった、もう一件の拉致監禁事件
一方、熊本ではこの事件と時を同じくして、もう一件のら致(逮捕・監禁)事件が起こっている。被害者は佐藤静子さん(仮名、24歳)。
静子さんは自宅から統一教会に通っていた。昨年3月7日午前3時ごろ自室で寝ていた静子さんを突然両親、親せきが押え込み、手足をロープできつく縛ったうえ、口にはガムテープを張りつけ、パジャマ姿のまま車に連れ込んだ。
着いた先は、やはり武雄市の小林牧師の教会だった。着いたのは午前6時ごろ。
しかし監禁場所に使用する予定であった民家には”先客”(林加代さん)が居たため、静子さんはそれから午前10時近くまで7時間、手足をロープで縛られたまま車中に放置されていた。
3人の拉致監禁の証言
そのほか取材班が集めた証言の中には、
「久しぶりに家族でドライブに行こうと誘われ、そのまま長野県戸隠のペンションに連れ込まれ、監禁された」(大学生)
「両親と上野駅で待ち合わせしたところ、家族をはじめ数人に無理やり車に乗せられ(東京・杉並区の)荻窪駅近くにあるマンションにれた」(渡辺文子さん=仮名)
「母親が入院したから帰省しなさいと言われ帰宅したところ、自宅に監禁された」(福島県の25歳の女性)
など、ら致・監禁の例は枚挙にいとまがない。
それぞれケースは異なるが、教会員をだまし、強引に牧師のもとに連れていっていることは共通している。そして、親や4、5人の統一教会に反対するグループのメンバーが、ら致に手貸し、多い時には総勢20人に及んだこともあった。

拉致の詳細な指導を行っていた~平岡正幸牧師~
果たして実の親だけで自分の子供をだましたり、ロープをかけたり、また、ガムテープを口に張りつけるなどといった残酷な暴力行為を思いつくだろうか。また、親せきを動員する、車を準備するなどといった実に計画的なら致方法を思いつくだろうか。
取材班はその答えとなる貴重な証言を得ることができた。
それは3月下旬、長野福音ルーテル教会の平岡正幸牧師によって監禁されていた女性によるものだ。
それによると同教会では毎月第4日曜日に統一教会の信徒を子供に持つ父母を集め、「カルディア会」という会合を開いている。そこで牧師は「統一教会はキリスト教ではなく悪魔の教えだ」「統一教会に行けば子供たちは廃人になる」などの統一教会批判を行った上、個別に父母たちに脱会計画を指導しているのだ。
たとえば今年3月29日に行われた相談会では、平岡牧師が今までの親子関係や子供の所在地、行動をこと細かにチェックした上
しかも「前日には下調べに行きます」とまで言っている。
父親が娘の拉致監禁につい小林健志牧師の指示を証言
また、冒頭の林加代さんの場合も、父親自らが娘のら致について証言、「(娘を)武雄教会に連れて行く時、ロープ、ガムテープを準備することなどすべては小林牧師の指示だった。監禁してからも小林牧師は『3日間は食べさせない、眠らせないようにすると、意識がもうろうとするだろうから、その後にまた来ます。もし、暴れたら押し入れにあるロープで縛るように』とこと細かに指示した」と当時の様子を語っている。
これに対して小林牧師は「ロープはふとんを運ぶために使ったものでロープで縛れなど、指示していない」と一応は否定したものの「こんな方法もありますよ、といっていくつかの例を話した」と、そそのかした事実は認めた。
小林牧師の父母らへの言動は、明らかに刑法第220条「逮捕・監禁罪」の「教唆(きょうさ)犯」同61条)に当たる。すなわち、強制改宗牧師たちは父母たちに一方的な情報を与え、子供たちの将来を心配する父母たちの不安をさらにあおって、「逮捕・監禁」という強行手段に走らせたのである。














